60代での保険の必要性と平均保険料
60代になったらもう保険は不要では?と感じる人も多いと思いますが、60代は子育てや仕事も一段落し、セカンドライフが楽しみな反面、やはり健康に大きな不安が出てくる年代。そう考えるとより一層何かあった時に備えておく必要性は高そうです。
60代の生命保険や医療保険の加入率※は男性が69.8%、女性が74.2%となっており、男女ともに約7割の人が将来起こりうる病気やケガ、死亡のリスクに備えていることがわかります。
※公的医療保険以外の民間の生命保険会社や郵便局、JA(農協)、生協・全労済で取り扱っている生命保険や生命共済、医療保険の加入率
出典:生命保険文化センター「生活保障に関する調査」
(https://www.jili.or.jp/files/research/chousa/pdf/r1/2019honshi_all.pdf)
60代の平均保険料を見てみると、月間払込保険料は男性が17,500円、女性は14,500円が平均値となっています。この年代は過去5年の入院経験なども他年代に比べ多くなってくるものの、子どもも独立し自身も現役を退いた退職後の人が多いこともあり、入院費用を賄う手段として「預貯金」をあげるなど、全体的に保険での保障を低めにしているのではないでしょうか。
※全生保は民保(かんぽ生命を含む)、簡保、JA、県民共済・生協等の計
60代男性 | 60代女性 | |
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年間払込保険料の平均 | 210,000円 | 174,000円 |
月間払込保険料の平均 | 17,500円 | 14,500円 |
出典:生命保険文化センター「生活保障に関する調査」
(https://www.jili.or.jp/files/research/chousa/pdf/r1/2019honshi_all.pdf)