40代での保険の必要性と平均保険料
公私ともに安定し、充実した生活となる40代、今さら保険は不要では?と感じる人も多いと思いますが、実は40代は仕事や家庭での責任が重くなり、子どもの学費や生活費などの支出も多くなるため、気づかないうちにストレスを抱え込むことも多い世代。さらに40代からは生活習慣病などの健康リスクも一気に上昇するため、何かあった時に備えておく必要性は高そうです。
40代の生命保険や医療保険の加入率※は男性が79.1%、女性が80.0%となっており、男女ともに約8割の人が将来起こりうる病気やケガ、死亡のリスクに備えていることがわかります。
※公的医療保険以外の民間の生命保険会社や郵便局、JA(農協)、生協・全労済で取り扱っている生命保険や生命共済、医療保険の加入率
出典:生命保険文化センター「生活保障に関する調査」
(https://www.jili.or.jp/files/research/chousa/pdf/r1/2019honshi_all.pdf)
40代の平均保険料を見てみると、月間払込保険料は男性が19,333円、女性は13,000円が平均値となっています。この年代はガン保険・ガン特約の加入率が男性が52.8%、女性が49.2%(全生保※の合算)と全年代中もっとも高い反面、「経済的余裕がないため生活設計を立てていない」という回答も男性34.7%、女性37.1%と他年代よりも高く、なかなか健康リスクと実際の支出面の折り合いがつきにくい年代といえそうです。
※全生保は民保(かんぽ生命を含む)、簡保、JA、県民共済・生協等の計
40代男性 | 40代女性 | |
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年間払込保険料の平均 | 232,000円 | 156,000円 |
月間払込保険料の平均 | 19,333円 | 13,000円 |
出典:生命保険文化センター「生活保障に関する調査」
(https://www.jili.or.jp/files/research/chousa/pdf/r1/2019honshi_all.pdf)