30代での保険の必要性と平均保険料
仕事でも手応えを感じ、結婚や出産など家族を持つ人が多い30代。働き盛りの年代に保険は必要?と思うかもしれませんが、徐々に病気のリスクも上がり、今まで自分のために入っていた保険を家族のための保険にシフトする大事な時期です。子どもがいる人は万が一の時、独身の人は働けなくなった時などのために備えておく必要性は高そうです。
30代の生命保険や医療保険の加入率※は男性が74.3%、女性が78.1%となっており、男女ともに約7割の人が将来起こりうる病気やケガ、死亡のリスクに備えていることがわかります。
※公的医療保険以外の民間の生命保険会社や郵便局、JA(農協)、生協・全労済で取り扱っている生命保険や生命共済、医療保険の加入率
出典:生命保険文化センター「生活保障に関する調査」
(https://www.jili.or.jp/files/research/chousa/pdf/r1/2019honshi_all.pdf)
30代の平均保険料を見てみると、月間払込保険料は男性が19,583円、女性は12,583円が平均値となっています。この年代は「不慮の事故や病気」や「治療が長期化し収入が途絶える」といったケガや病気に対する不安が高めで、生活障害・就業不能保障保険の加入率が男性が18.9%、女性が10.2%(全生保※の合算)と全年代中もっとも高くなっています。働き盛りで家族構成にも変化がある年代ということもあって、もし自分に何かあった時に残された家族のために備えている人が多そうです。
※全生保は民保(かんぽ生命を含む)、簡保、JA、県民共済・生協等の計
30代男性 | 30代女性 | |
---|---|---|
年間払込保険料の平均 | 235,000円 | 151,000円 |
月間払込保険料の平均 | 19,583円 | 12,583円 |
出典:生命保険文化センター「生活保障に関する調査」
(https://www.jili.or.jp/files/research/chousa/pdf/r1/2019honshi_all.pdf)