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原付・250cc以下のバイクの自賠責保険はコンビニで加入・更新OK【2021最新】

原付や、250cc以下のバイクの自賠責保険は、コンビニでもお手軽に加入できる便利な時代になりました。そこでこの機会に、自賠責保険のしくみや、コンビニで加入手続きをする際のポイントについてまとめましたので、参考にしてみてください。

最終更新日:2021年3月31日

この記事の早わかり要約 読了目安時間:

自賠責保険はすべての自動車やバイクに加入が義務づけられている

原付・250cc以下バイクの自賠責保険はコンビニで手続き可能

自賠責保険が切れると即免停と罰金50万円!車検のない原付などとくに注意

目次

自賠責保険とは?

自動車損害賠償責任保険(=自賠責保険)とは、公道を走るすべての自動車やバイク(原付含む)に加入が義務づけられているものです。一般的に「強制保険」と呼ばれています。

自賠責保険の役目は、交通事故の被害者が泣き寝入りすることなく最低限の補償を受けられるよう、被害者救済を目的に国が始めた保険制度です。

一般的な自賠責保険の加入方法

一般的な車などの自賠責保険の加入手続きは、損害保険会社、保険代理店(保険代理店登録をしているディーラー各店、車・バイクの販売店、修理工場なども含む)、などから加入手続きができます。

また、インターネットからも手続きができるようになっています。その場合は、自分で入力した内容でステッカーや保険証券が作られ郵送されてきますので、入力内容に間違いがないよう注意する必要があります。

原付や250cc以下のバイクはコンビニで手続きOK

原付バイクや、排気量が250cc以下の自動二輪車であれば、コンビニでも加入手続きができます。24時間いつでもその場で、自賠責保険証明書(自動車損害賠償責任保険証明書)とステッカー(保険標章)が発行され大変便利です。

自賠責保険の期限切れ間近でもすぐ加入することができます。

事故の時の慰謝料も出るの?自賠責保険の補償範囲とは

コンビニでの自賠責保険の加入手続きの流れ

手続き方法は、各コンビニエンスストアに設置されているマルチコピー機や複合端末を使用して、加入・更新手続きを行います。手続きの流れを順番に見ていきましょう。

(1)事前準備をする

自賠責保険の新規加入や更新では、必ず入力しなければいけない情報がありますので、事前に準備が必要です。必要となるのは「標識交付証明書」「軽自動車届出済証」に書かれている情報ですので、これらを携帯電話で写真を撮るなどして準備してからコンビニに出かけましょう。

また、必要な情報をまとめられる専用アプリを用意している保険会社もありますので活用しましょう。

【必要情報の例】
バイクの種類(排気量)・ナンバープレートの番号・車台番号・ナンバープレートが交付された都道府県等(使用の本拠地)
契約者氏名・電話番号・郵便番号・住所・加入する保険期間(1年~5年)・自賠責保険の希望開始日

保険の期間を決めておこう
保険期間には1年間の他、2年、3年、4年、5年から選択できます。長期間の方が割引も大きくなりますので、必要に応じて活用しましょう。

(2)コンビニで端末に必要情報を入力

各端末から、バイク自賠責保険の手続きメニューに入れますので、必要情報を入力します。各端末の名称や操作方法に若干の違いがありますが、画面の案内に沿って進めていくので、比較的簡単です。ただし、入力情報を間違えないように注意しましょう。

(3)保険料を支払う

必要情報の入力が終了すると、「申込券(払込票)」が出力されます。これをレジに持っていき保険料を支払います。ただし、ほとんどのコンビニが現金での支払いとなっています。クレジットカード決済は利用できません。

(4)ステッカー・自賠責保険証明書を受取る

コンビニで、自賠責保険のステッカー(保険標章)、自賠責保険証明書(自動車損害賠償責任保険証明書)、ご契約のしおりなどを受け取ります。レジで受け取れるところと、コピー機を使い自分でプリントアウトするところなど、各コンビニによって違いがあります。

自賠責保険とは?

「自賠責保険料」早見表

保険料は、バイクの排気量と保険期間によって異なっています。また保険料はその年によって変更となる場合があります。

なお、2021年4月1日以降、自賠責保険の保険料が改定されています。

出典:損害保険料率機構「自賠責保険基準料率表

自賠責保険が切れているとどうなる?

自賠責保険の期限切れなど未加入の場合は、50万円の罰金または懲役1年以内の刑事罰という非常に厳しい懲罰が科せられ、さらに道路交通法違反の点数が6点となり、ただちに免許停止処分となります。(「自動車損害賠償保障法 第三章 第8条」)

また、自賠責保険の証明書をバイクに積んでいない場合でも、それだけで30万円以下の罰金です。

保険証明書を必ず車やバイクに携帯することはもちろん、とくに車検のない原付バイクや250cc以下のバイクの場合、自賠責保険の有効期限切れに気が付かないままうっかり乗り続けることがないよう注意しましょう。

コンビニを活用してスピーディーに自賠責保険に加入や更新手続きができ、非常に便利ですから、原付や250cc以下の自動二輪車に乗っている人は是非活用してください。くれぐれも、自賠責保険切れには十分注意しましょう。

※本ページに記載されている情報は2021年月3月31日時点のものです。

一日だけの自動車保険、活用のポイント

【参考文献】
損害保険料率機構「自賠責保険基準料率表」
https://www.giroj.or.jp/publication/cali_table.html

森田 直子(もりた なおこ)

保険ジャーナリスト。保険・金融分野専門の執筆家で、庶民感覚のわかりや すい文体に定評がある。保険WEBサイト、保険会社ご契約のしおり、業界紙 連載、書籍など執筆実績多数。大学講師や業界内外での講演など幅広く活動。 保険業界メールマガジンinswatch発行人。書籍『就業不能リスクとGLTD』、『あなたの保険は大丈夫?』など。