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海外旅行でのトラブル事例

海外旅行の旅先で、実際にはどのようなトラブルが起きているのでしょうか?どんなアクシデントがあるのかを知り、自分でカバーできることかどうか考えてみましょう。自分ではカバーできないことは、海外旅行保険を利用するのも手です。

目次

海外ではどんな事故が多い?

何度も海外旅行に行っているが、特に何もトラブルは起きず、海外旅行保険は必要ないのでは、と考える人もいるでしょう。実際には、どのくらい海外旅行保険は使われているのでしょうか?

ジェイアイ傷害火災保険によると、2014年度の海外旅行中の事故発生率は3.53%。28人に1人が海外旅行保険から何かしらの保険金を受け取ったということです。ほかにも海外旅行保険に入っていなかったり、該当する補償をつけていなかったりなどで、トラブルにみまわれた人もいるかもしれません。

全体では「治療・救援費用」が支払われた保険金のなかで最も多く、「携行品損害」が続いています。しかし、どんな事故が多いのかは地域性も大きく影響します。地域ごとの特性を見てみましょう。

海外旅行保険、カードについている保険だけで大丈夫?

地域別にみると、ヨーロッパは携行品損害の割合が高くなっています。ヨーロッパは乗り換えが多いため、スーツケースの破損が多いようです。また、スリによる盗難被害も多発しているそうです。アジアは治療・救援費用の割合が突出しています。地域によっては衛生環境が良好ではなく、腹痛・風邪の発症が多いそうで、このように滞在先によって状況は異なります。外務省の海外安全ホームページでは、治安や医療情報を国別に提供していますので、事前に調べておくとよいでしょう。

高額になった事例

海外旅行中に病気やけがで入院や手術になると、治療費だけではなく、家族が滞在先まで駆けつけたり、状態によってはチャーター機で医療搬送が必要になるなどで、思いがけず高額な費用がかかることがあります。
下記は、2014年度にジェイアイ傷害火災保険株式会社が海外旅行保険で支払った、治療・救援費用における保険金額のトップ5の内容です。

けが、事故、体調不良、いずれの場合にも高額な費用が必要になる可能性があることがわかります。

海外旅行保険の比較

もし、海外旅行保険に加入していなかったら、これだけの費用を支払うことができたでしょうか?上位3つのケースは、治療・救援費用の補償額を「無制限」にしていたようです。そのおかげで、これだけの費用を保険でカバーできたのでしょう。海外旅行保険に加入していても、治療費用や救援費用の補償額が小さかったり、つけていなかったりした場合には、高額な自己負担が生じる可能性があるのです。補償額はできるだけ多く、できれば無制限にしておくと安心です。

高額な支払い事例として年配の方の事例が多いですが、年齢に関係なく事故や病気はいつ起こるかわかりません。過信や油断をせず、海外旅行保険に入るときは補償内容をしっかり吟味して過不足なく加入することが大切です。