ペット保険はどうやって請求するの?
ペット保険では、全国どこの動物病院で診察を受けたとしても同じように補償されるのが一般的ですが、保険会社によっては保険金の請求方法が違うケースや、出産や予防接種など、保険が適用されないケースもあります。いざという時に慌てることがないよう、事前に確認しておきましょう。
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保険金の請求方法は「立替請求型」か「窓口精算型」の2種類
ペット保険の保険金請求の方法は、保険会社によって2種類のタイプがあります。
まず1つは、「立替請求型」です。このタイプでは、病院で発生した治療費については、いったん全額病院に支払います。そのうえで、領収書など必要書類と一緒に保険会社に請求します。後日、保険会社で審査した後、決められた保険金を振り込んでくれる後払いのタイプになります。ペット保険はこのタイプが一般的です。
もう1つは、「窓口精算型」です。このタイプは、保険会社が提携している動物病院で診察を受け、保険による給付分を差し引いた自己負担分だけ支払います。保険加入を証明するカードなどを提示することで、動物病院が保険会社に保険金を請求し、精算してくれます。このタイプの場合、契約者は多額の診療費を立て替える必要がないので、たくさんの現金を用意する必要がなく、負担が軽くなるメリットがあります。一部のペット保険がこのタイプを採用しています。
保険が適用されないのはどんなとき?
「ペット保険」という名前から、ペットが病院で受けた全ての診察費が保険の対象になると思ってしまいがちですが、保険が適用されない場合もあります。詳しくは保険会社や契約の条件によって異なるため、約款等で確認することをおすすめしますが、ここでは、一般的にペット保険で適用外となるケースを確認しておきましょう。