【保険料について】車両料率クラスとは? | リクルートの保険比較サイト【保険チャンネル】

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【保険料について】車両料率クラスとは?

【保険料について】車両料率クラスとは?

保険料を決める要素の一つである車両料率クラス(型式別料率クラス)。そもそも、車両料率クラスとは何を指すのでしょうか?その具体的な基準から、どのように保険料に関わっているのか、契約している場合の確認の仕方までを具体的に述べていきます。

目次

車種や型式で保険料が決まる「車両料率クラス」って何?

自動車保険の保険料はドライバーの事故歴や年齢、性別、用途、保険金額など様々な要素で決まってきます。そのうちの一つに、車種と型式から設定されている「車両料率クラス(型式別料率クラス)」というものがあります。

型式は同じ車種でも、車のタイプや年式で異なってきます。例えばトヨタの「プリウス」の場合、DAA-ZVW30、DAA-NHW20、ZA-NHW20、ZA-NHW11、HK-NHW10といった型式があるのです。

自動車保険では、この型式別の車両料率クラスを保険料算出の目安としています。車両料率クラスは「対人賠償保険」、「対物賠償保険」、「傷害保険(搭乗者傷害・人身傷害)」、「車両保険」の4つの項目に対して、1~9に振り分けられます。各数字は小さいほど保険料が安く、大きいほど保険料が高くなります。4つの項目のいずれも、数字が小さくなるほどリスクが低い車と判断されます。

自動車保険の更新時はここに注意!

車両料率クラスは誰が決めるの?

車両料率クラスは、損害保険料率算出機構が決定します。機構が決めた車両料率クラスを各保険会社が共通で採用するため、「A社とB社で料率クラスが違う」ということはありません。

また、車両料率クラスは全国の統計をもとに毎年見直しが行われます。例えば、「事故・盗難が多かった車」はリスクが高いと判定され保険料は上がりに、逆に「事故・盗難が少なかった車」はリスクが低いと判定され保険料は下がります。

なお、「保険を全く使っておらず、昨年より等級もアップ。保険料が安くなるはずなのに高くなっている」という場合、料率クラスが上がっている可能性が考えられます。保険証券に記載された料率クラスを確認してみましょう。

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