緊急事態宣言による外出自粛・店舗の休業などで収入が減ったり、子どもの休校などで在宅時間が増えたことによる支出増加など、家計に影響が出ている方も多いかと思います。そんな方向けの支援策をまとめました。
※支援内容が更新されている場合があります。実施主体のHPなどで最新情報の閲覧をおすすめします。
収入減・生活苦・家計不安 | ||
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制度名 | 内容 | 実施主体 |
各種保険料・税の納付猶予 | 各種保険料や市区税などの納付猶予・減免 | 各市区町村 |
国税(所得税、法人税、相続税、贈与税など)の納付猶予 | 原則として1年以内の期間に限り納付猶予 | 税務署 |
特別定額給付金(新型コロナウイルス感染症緊急経済対策関連) | 住民票のある一人あたり10万円 | 各市区町村 |
水道光熱費の支払い期限の延長 | 電気/ガス/水道の支払い期限の延長 | 契約している電気/ガス会社、各市区町村の水道局 |
携帯料金等の支払い期限の延長 | 支払い期限が2020年2月25日〜末日以降の料金を6月末まで延長 | 契約している携帯電話会社 |
個人向け緊急小口資金等の特例 | 最大20万円の貸し付け | 全国社会福祉協議会 |
個人向け総合支援資金等の特例 | 最長3ヵ月までの貸し付け
| 全国社会福祉協議会 |
新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金 | 休業前賃金の8割(日額上限11,000円) | 都道府県労働局 |
生活困窮者自立支援制度 | 生活困窮者への包括的な支援 | 各市区町村の自立相談支援機関 |
今後のために…やっておきたい家計の見直し
思わぬ支出が増え、今後の家計のやりくりが不安…。そんな時はできる範囲での家計の見直しがおすすめ。まずは毎月の支払額が一定で、効果が出やすい固定費を見直してみましょう。
- 通信費
大手キャリアのプランから格安SIMへの変更で基本利用料の節約に。
※通信速度が不安定、サポートが弱いなどのデメリットも。何を優先するかで検討を。
- 保険料
保険内容の重複や不要な特約がついていないかなど、今の自分に必要な保障を確認。
- 定期購入・定期支払
カードの年会費やジムの月会費、定額音楽/動画配信サービスなど、利用頻度を含めて必要か見直しを。
他にも大きな固定費としては住居費(住宅ローン)、水道光熱費などがありますが、それぞれの家庭の現状や将来の希望と照らし合わせてどの費用を削っていくかを検討するのがおすすめ。自分一人の判断では不安な時は、ファイナンシャル・プランナー(FP)に相談しアドバイスを受けてみるのも選択肢の1つです。