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一人暮らしのための食費節約を成功させる4つの方法

一人暮らしの節約というと真っ先に思いつくのが食費ではないでしょうか。しかし、食費の節約はストレスがかかりやすくリバウンドしがち。みんなはいくらで抑えているのか、平均食費も気になるところです。今回は食費節約を成功させるための4つの方法を考えます。

目次

一人暮らしの食費事情

みなさんは1か月の食費がどれくらいかかっているか把握していますか?「私の食費は多すぎる?」「みんな節約しているのかな?」とまわりの人は食費にいくらかかっているかは気になるところ。 一般的な一人暮らし世帯の平均を見てみましょう。

1.一人暮らしの食費の平均は?
一人暮らしと言っても、大学生など非勤労世帯の場合と社会人など勤労世帯の場合では少し事情が違います。総務省の家計調査報告書(2018年度)によると、単身世帯のうち世帯主が勤労者である場合の食費平均は1か月あたり約44,700円、勤労者以外の世帯の場合は36,400円という結果になっています。

2.何にお金がかかってる?
食費と一言で言ってもその内訳はどうなっているのでしょうか?総務省統計局の家計調査年報(家計収支編)2018年、「単身世帯1世帯当たり1か月間の収入と支出」によると内訳は下記のようになります。

 《一人暮らしの勤労者世帯の場合》 ※概算
  米やパン2,500円
  肉や魚や野菜など食材8,300円
  お菓子2,700円
  総菜 8,200円
  飲み物3,900円
  酒   2,000円
  外食 17,000円
  合計44,600円

 《一人暮らしの非勤労者世帯の場合》 ※概算
  米やパン2,800円
  肉や魚や野菜など食材15,800円
  お菓子2,500円
  総菜 5,600円
  飲み物2,500円
  酒   1,500円
  外食  5,700円
  合計36,400円

内訳を見ると、勤労世帯の場合の方が外食にかける割合が多くなっていることがわかります。平均値から自分が使い過ぎている項目などもチェックすることができますね。

3.自炊VS外食 どちらが安い?
一般的に外食より自炊の方が安く済むと言われますが、本当にそうなのでしょうか。一人暮らしの場合、外食より自炊の方が逆に高くつくのではないかという意見もあります。また、“買い物に行く時間” “作る時間” “片づける時間” を考えると手間なことは否めませんし、自分だけのために自炊をするよりも外食で済ませてしまいたいと思うかもしれません。

では、実際に自炊と外食で一週間それぞれいくらかかるのか、簡単にシミュレーションしてみましょう。

《一週間自炊した場合》 ※概算
  米2キロ 1,000円
  肉や魚や野菜など食材4,000円
  (肉または魚400円×7パック=2,800円)
  (野菜100円×7種類=700円)
  (牛乳、卵、その他 500円)
  合計5,000円

《一週間朝昼夜外食した場合》 ※概算
  朝食380円×7日
  昼食500円×7日
  夕食800円×7日
  合計11,760円

《一週間朝食抜きで昼夜外食した場合》 ※概算
  昼食500円×7日
  夕食800円×7日
  合計9,100円

あくまで概算ではありますが、一週間自炊をした場合は5,000円で収まるのに対し、一週間外食をした場合は朝食抜きでも9,100円。昼夜ワンコインで済ませたとしても1,000円×7日=7,000円ですから、自炊は外食よりも節約になるということがわかります。

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自炊で食費を減らす方法

一人暮らしで自炊をして食費を減らすには、買い物の仕方や調理の仕方にコツがあります。食費を減らすために自炊をしようとスーパーで食材を買い込んでしまうと、使い切れずに腐らせて捨てることになりかねません。食材を買ったのに外食をしてしまったら、二重に食費がかかってしまいます。自炊初心者のうちはレパートリーが少なく慣れるまで大変です。ここで、自炊で食費を減らすうえで抑えておきたい6つのポイントをお伝えします。

1.買う店を決める
チラシを見比べてスーパーをはしご…という節約は昔のはなし。時は金なりですから、チラシを見比べる時間、はしごする時間、は削減しましょう。どこか一店舗、買う店を決めます。安い店をはしごするのではなく、決めたお店のチラシを見て安い日に買うというのはOKです。店独自のポイントも店を絞って貯める方が効果的に貯められます。

特に忙しい人はネットスーパーの活用もおススメです。電車の移動時間などスキマ時間にスマホで買い物ができます。最短で当日配送してくれるところもあります。店舗での買い物は商品を探し回る時間や袋詰めをする時間がかかりますが、ネットスーパーは購入履歴が残るので、いつも買う食材をわざわざ探す手間が省けます。合計金額が表示されるので、予算管理もラクにできます。袋詰めも必要ありません。配達時には冷凍、冷蔵、常温、日用品などで袋分けして届けてくれるので、自宅で片づけるときにも時短になります。

2.買い物の日を決める
何となく買い物をするのではなく、買い物デーは水曜日など週の半ばの1日と、土日など休みの日のいずれかと決めましょう。お店に入る回数が多いほどうっかり買いも増えてしまいます。逆にまとめ買いをしてしまうと使い切れず食材ロスになってしまいます。3日坊主と言うことばがあるように3日サイクルだと管理がラクにできます。

休みの日は、出かけた先で食事をとったりすることも多いでしょう。はじめから休日は自炊ができないことがあると割り切っておけば無駄なストレスもなくなります。

3.まとめ買いはしない
まとめ買いをすると献立を事前に考えておく、小分けをして保存する、作り置きをしておくなど手間がかかります。手間がかかると自炊が長続きしません。

一人暮らしの場合は食材がなかなか減りません。買い過ぎて使いきれないと食材を捨てることになります。食材は大きいものほど割安なのは事実です。ですが大事なのは、安く買うことよりも全て使いきるということ。食材を捨てるのはお金を捨てるのと同じです。使いきるためには、お得なものよりも使い切れるサイズのものを買うのがポイントです。

4.買うものを定番化する
調理しやすく、保存もききやすい食材を売り場別やカテゴリー別にリストアップし、定番化して買うと買い物時間の短縮になり、調理も簡単です。

5.料理は掛け算でレパートリーが広がる
レパートリーが少ない人は肉(魚)と色野菜の掛け算でレパートリーが広がります。 野菜は赤、緑、黄など色で揃えると栄養バランスも整います。

6.味付けリストを持っておく
味付けリストを持っておくだけで、同じ食材でも数種類のレパートリーになります。 切り方を変えるだけでも雰囲気や食感も変わり、まるで別物になりますよ。

 

食費を減らすための自炊をつづけるコツについて、6つポイントを説明しました。手間とストレスを極力減らす工夫をしながら、自炊を始めてみましょう。

コンビニを上手に活用する方法

自炊が一番節約になる!コンビニなんてもってのほか!ではありますが、コンビニも上手に使うことで節約を助ける強力な助っ人になります。コンビニを上手に活用する4つのポイントを説明しましょう。

1.新商品とお菓子は要注意
コンビニは、いかに消費者に消費してもらうかを計算していますから、うっかり買ってしまうのは当たり前です。

特に新商品には注意しましょう。どうしても買いたくなる気持ちはわかりますが、新商品を試すという習慣がついてしまうと食費は膨らむ一方です。毎月のように発売される新商品ですので、消費者に消費させる罠だと心得ましょう。

100円前後の小袋のお菓子に注意しましょう。大袋で300円だったら買わないものでも小分けで100円程度で売られていたらついつい買ってしまいます。でも、この100円がちりもつもれば山となります。「小袋のお菓子は買わない!」と心に決めてしまいましょう。

 

2.コンビニ利用は飲み物&おにぎり持参が鉄則
最近のコンビニはお惣菜も充実しています。おにぎりは持参し、おかずだけ購入すれば、500円程度かかっていたお弁当代を300円前後に抑えることができます。

また、飲み物を持参すれば毎日飲み物代150円も節約できます。

3.コンビニ予算をつくれば無駄買いが減る
コンビニ通いをやめるとなるとストレスが溜まってリバウンドのもとです。予算を決めて利用しましょう。

1日500円以内で利用する、夜だけコンビニを利用するなど予算や頻度を決めましょう。そうすれば「500円以内なのに飲み物を買うと、他のものが買えなくなるからやめよう」など、予算内に抑えるにはどうしたらよいかという工夫がうまれ、無駄買いの抑止力になるはずです。

4.一人暮らしにぴったりなPB商品を活用する
コンビニやスーパーがメーカーと共同開発した商品がプライベートブランド商品です。プライベートブランド商品は流通コストや宣伝広告費が抑えられ、低価格で販売することができます。

コンビニには、一人暮らしにぴったりなサイズのお惣菜やカット野菜などがラインナップされています。通常のメーカー商品に比べると同じ品質で割安となるのでおススメです。

リバウンドしない正しい食費予算設定方法

1.現状把握
平均値や仮の計算は上記でしてみましたが、まずは今自分自身が食費にいくら使っているかを把握しましょう。

食材としていくら使っているのか、外食にいくらかけているのか、コンビニで使っている金額はどれくらいか、を調べてみましょう。家計簿をつけるのがおっくうと言う場合は1週間分のレシートを全てとっておき、1週間後に集計します。

2.予算を決める
予算は節約の目標になります。予算をたてずに使うことは、無駄遣いにつながります。予算立てにおいては現状把握した結果をもとに無理のない金額にするのが大事です。食費の節約はダイエット同様、無理をして計画がうまくいかないと、ストレスになりリバウンドします。ここで、正しい予算の設定方法を説明します。

3.お米代と調味料代を確保する
1か月のお米代と調味料代を全体予算から取り分けます。お米や調味料は小分けで買うことが難しく、金額もかさんでしまうため、別枠で予算をとっておかないと、週の予算を使い切ってしまいます。その他の食材とは予算をわけて考えましょう。

4.1か月を5週間として週予算を設定する
1か月が4週のときもあれば5週のときもあります。ひと月の予算を5週にわけて1週間あたりの予算にしましょう。1週目や5週目の日数が少ないときは、余ったお金を予備費やご褒美にまわすと気持ちの余裕がうまれます。

5.予備費を設定しておく
食費の節約はどうしてもストレスが伴います。予算オーバーが起きたときにずるずると先々の予算を使ってしまうと管理がうまくいかなくなり、結局リバウンドしてしまいます。最初のうちは1週間あたり1,000円で5,000円くらいを予備費として確保しておきましょう。予備費が余ったら貯めていき、それが増えていくのもまた楽しいかもしれません。予備費を設定して、節約が長続きするしくみをつくりましょう。

6.家計簿アプリで予算管理
予算の進捗状況は確認しないと意味がありません。現金で管理している場合は、手元の現金を見れば残りがすぐにわかりますが、電子マネーやクレジットカードなどを利用する場合も多く、結局いくら使っているのかが、すぐにはわからないかもしれません。

そこで、便利なツールが家計簿アプリです。家計簿アプリに電子マネー、クレジットカード、ポイントなどを登録し、連携させておくと利用履歴が全て自動記帳されます。家計簿の面倒な記入作業が不要になります。

現金での支払いは手入力になりますが、レシートを読み取って自動記帳する機能などもあります。また、紙の家計簿と違って、スマホなのでいつでもどこでも入力できます。会計後の袋詰めのときに入力する習慣をつけておくと続けやすいです。

さらに集計も、電卓をたたく必要がありません。自動的に集計され、予算の進捗状況が一目でわかります。

≪家計改善のPDCA≫
  PLAN
  :一か月の予算を計画し
  DO    :使ってみたあとは
  CHECK :予算に対してどれだけ使ったかを確認します
  ACTION:予算オーバーした理由を考え、来月予算内に収めるためにはどうしたらよいかを考えます

このサイクルで食費は削減できるはずです。

消費増税前にマスターしておきたいお得な支払い方法

2019年10月に、消費税率が8%から10%に引き上げられる予定です。 消費税が10%になる…とみなさん戦々恐々としているかもしれませんが、実は食材と総菜、テイクアウトなどのいわゆる中食は軽減税率が適用され8%のままとなります。また、キャッシュレス決済の場合にポイント還元されることも予定されています。

1.キャッシュレス決済でポイント還元されるってどういうこと?
2019年10月~2020年6月の9カ月間はキャッシュレス決済時に中小規模事業者の場合5%、大手フランチャイズ店舗の場合2%がポイント還元されます。

対象となるキャッシュレス決済はクレジットカード、電子マネー、スマホ決済です。キャッシュレス決済で、増税分を吸収することができます。食材等の軽減税率適用のものは逆に増税前より安くなる場合もあります。

2.今はやりのスマホ決済って何?
買い物時の支払い方法は、もうすっかりおなじみの交通系電子マネーやクレジットカードなど、現金以外にも色々あります。ここでまた新しい支払い方法として登場したのが“スマホ決済”です。

3.並べてみると分かりやすい 電子マネー&クレジットカード&スマホ決済
電子マネーの場合、会計時に電子マネーのカードまたはスマホをかざして支払います。
クレジットカードの場合、会計時にクレジットカードを読み取って支払います。
スマホ決済の場合は会計時にスマホアプリを開いて支払います。

4.スマホ決済 お金の流れはどうなるの?
電子マネーの場合、実際のお金は事前に現金やクレジットカード、銀行口座からチャージしておきます。
クレジットカードの場合、お金は後で銀行口座から引き落とされます。

スマホ決済の場合は
 ●電子マネーのように現金、口座、クレジットカードから事前にアプリに残高をチャージしておく方法
 ●アプリに登録したクレジットカードで決済する方法
 ●アプリに登録した銀行口座から即時または後日引き落とされる方法
 ●提携のポイントを利用する方法
などから選ぶことができます。(※アプリによって異なる)

5.スマホ決済 使ってみたいけどどうしたらいい?
スマホ決済アプリは色々ありますが、利用までの流れはどれもだいたい同じです。まずはアプリをダウンロードし、口座やクレジットカードなどの事前登録をします。

会計時にはレジで「(アプリの名前)で支払います」と伝えましょう。アプリを起動させて決済します。


各社利用者獲得のため、アプリ登録で500円が貰える!支払い額の20%が後日キャッシュバックされる!スマホ決済利用時のみ使えるクーポン配布!など今なら各種キャンペーンも充実していますよ。増税時のポイント還元に備え、今から使い慣れておくとよいでしょう。


まとめ
食費を削減したいなら、自炊が基本です。また、支払い方法などでちょっとした工夫をプラスすることで、節約効果は倍増することをご理解いただけましたか?ストレスを溜めないようにコンビニも上手に使いながら、食費の節約に励んでください。消費増税が控えているため、今の時期に見直すのはいいタイミング。自分で予算立てをするのが難しいと言う人、改善策がわからないという人、キャッシュレス決済など現金以外の支払は初めてで、管理をするのが難しいという人は、ぜひプロのFPに相談してみてくださいね。

※本ページに記載されている情報は2019年6月14日時点のものです

【参考文献】
総務省の家計調査報告書(2018年度)
https://www.stat.go.jp/data/kakei/2018np/index.html

橋本 絵美

株式会社FPフローリスト

福岡県出身。慶應義塾大学商学部卒。1男4女を育てるママFP。子ども=お金がかかるという考え方ではなく、子どもは宝であり、ママたちが安心してもう一人子どもを産めるようにサポートしたいという思いからFPとなる。お金とモノとの付き合い方を考え、お片づけプランナーとしても活動中。貯まる家計の仕組みづくりと子どもがいてもすっきり片付く部屋づくりのアドバイスを得意とする。ご相談を受ける中で蓄えてきた知恵と自身の経験を生かし、幸せな家庭を築くための提案を行っている。明日から使える節約コラムやママ向けセミナーも好評。