FPが教える!「500万円貯まる人」は、実はこんな人 | リクルートの保険比較サイト【保険チャンネル】

FPが教える!「500万円貯まる人」は、実はこんな人

貯金は、どのぐらいあると安心できるのでしょうか?これは人によって価値観も異なることなのですが、だいたい500万円ぐらいの貯金があれば安心と考えている人は、意外と多いようです。そんなボーダーラインともいえる500万円を、しっかり貯めている人と、貯められない人とでは、どこが違うのでしょうか?

目次

みんなどのぐらい貯金を持っているの?

最初に、みんながどのぐらい貯金を持っているのか、金融広報中央委員会が発表している「家計の金融行動に関する世論調査(平成29年度)」から、気になるデータを見てみましょう。

保有資産(貯金)の状況
金融資産非保有(=貯金ゼロ)の割合は、単身世帯では46.5%、複数世帯では31.2%となっています。意外と多い、といえるかももしれません。ただし、この中には病気などで働けない人や、高齢の人、社会人になりたての人なども含まれています。ですから、仕事をして収入を得ている人の中で保有資産が全くない人は、もっと少ないと考えていいでしょう。

一方で、貯金が500万円以上ある人は、単身世帯では3割以上、複数世帯では5割以上に達しています。とくに、複数世帯の方で収入を得ている世帯の人はきちんとお金を貯めている人が多いようです。みなさんのまわりの友人知人など家族世帯の人達のうち、だいたい半分以上が、貯金500万円以上を持っている、と考えられることになります。

また、1,000円万以上の貯金がある人は、単身世帯では15.9%、複数世帯では29.5%と3割近くにのぼります。自分のまわりの友人知人など家族世帯の人達のうち、3割の人は1000万円以上持っている、といえるかもしれせん。

いかがでしょうか。自分が実際に持っている貯金は、多いのか少ないのか…?上記のデータから掴んでいただければと思います。

また、下記に、年代別の金融資産保有額についてもデータを載せておきますので、参考にしてください。

収入が高ければお金は貯まる、はウソ

貯金を持っている人は、収入が高いからではないかと思う人もいるでしょう。我が家は収入が低いからお金が貯まらない、そう考えがちです。しかし実際には、貯金は、収入の多い少ないに関係なく、貯まっている人と貯まっていな人が両方いるのが現状です。

以下の表は、金融資産非保有者、つまり貯金ゼロの人の割合を、年収別に見たものです。 年収1,000~1,200万円未満の単身世帯の人では、貯金ゼロの人はなんと45.5%もいます。 また年収1200万円以上の人でも、18.2%が貯金ゼロです。これは驚くべき数値と言えるでしょう。

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貯金500万円以上の人は、何か違うのか?

では、どうやったら貯金が貯まるのか、安心の500万円を貯めるにはどうすべきか、ということを考えていきましょう。500万円という金額に到達できる人は、やはりそれなりに貯蓄への意識が高い人、ということになります。できる人とできない人の違いがどこにあるかを見てきましょう。

その1.自然にお金が貯まる仕組みを作る、という発想を持つ
500万円以上の貯金を持っている人は、一見すると、貯金ができない世帯と、大きな違いなく生活している、という現実があります。それは、貯金ができる家庭というのは、いつのまにかお金が貯まる仕組みを作っているからです。またそれは、少しの工夫を習慣化することで、誰でも可能なものです。反対に、その習慣ができていないと、いくら収入が高くてもお金は貯まらないのです。ですから自然にお金が貯まる習慣を身につけよう、という発想を持つことが大切です。
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その2.貯金は先取り
毎月の生活をなんとか節約して、貯金に回せるお金を増やそう、と考えるのは間違いの元です。貯金に回るお金は、先に自動的に引き落としや支払いとなる方法を選ぶことが大切です。例えば、銀行の積立預金を組み、給料日と同日に貯金にお金が回るようにしたり、給与天引きの社内預金や財形貯蓄などを積極活用しましょう。

その3.家計管理をする
貯金500万円を持っている人は、家計管理をきちんとできている人達です。家計簿をつけたり、予算を組むということを当たり前に生活に取り入れています。しかし、今まで家計簿をつけたことがない人が、急にこれを始めるのは大変な面もあるでしょう。

初心者でもやりやすい方法として、袋分けによる家計管理や、スマートフォンなどの家計簿アプリを活用して自動的に行う方法などもあります。とくに家計簿アプリは設定さえすれば自動的に収支明細を作ってくれるという優れものですので、ずぼらな人にもお勧めです。

まずは、家計管理に慣れることで、家計の収支全体像を常に見えるようにしておくことから始めましょう。
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その4.バランスよく貯金する
実は、貯金をしっかり持っている人の多くが、銀行預金だけではなく、複数の金融商品に分散してお金を貯めている、という現状があります。その方が資産を増やすうえで効率がいいということが、お金が貯まっていくうちにわかってくるからでしょう。

「たまごは一つのカゴに盛るな」という格言をご存知でしょうか。これは資産運用においてよくつかわれる言葉で、たまごを一つのカゴに入れると、カゴを落とした時に全部割れてしまうリスクがあるので、複数のカゴに分けて盛りましょうということで、一つの金融商品だけでなく分散して活用しましょう、という意味です。

次の数値は、複数世帯の、種類別金融商品保有額の平均額です。貯金ゼロの人の数値は入っていない、貯金を持っている人の平均値です。金額の多い順に並んでいますが、預貯金の次に多いのは、生命保険(貯蓄型)、個人年金保険、そして株式や投資信託、という順番になっています。

【複数世帯の種類別金融資産保有額(金融資産保有世帯)】
・預貯金 937万円
・生命保険 289万円
・個人年金保険 102万円
・株式 154万円
・投資信託 105万円
・損害保険 34万円
・債券 52万円
・財形貯蓄 33万円
・金銭信託・貸付信託 10万円
(その他金融商品 13万円)

なお、貯金を持っている複数世帯だけで平均値を見ると、貯金の平均額が1729万円です。ずいぶん多いですが、これは、非常に高額の貯金を持つ人が含まれているためであり、各数値の分布で見る「中央値」では1,000万円となっています。貯金を持っている人達にとって、貯金1,000万円が実は一般的な数値であることも知っておきましょう。

その5.ファイナンシャルプランナー(FP)に相談する
まだ貯金がない人でも、FPに相談することで、これまで説明してきた方法をより具体的に教えてくれたり、それぞれの世帯に合った解決法などをアドバイスしてくれます。

一人の決意だけでお金の使い方を改めたり、今までしてこなかった貯金をスタートしたりするのはするとても大変ですが、アドバイスしてくれる専門家がいるだけで、実行に移しやすくなり、心強い味方となります。貯金ができない人ほど、FPの活用をぜひお勧めします。

※ 本ページに記載されている情報は2019年1月20日時点のものです