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楽しい「節約生活」で貯金がたまる!FPおすすめの節約術

節約することが楽しく感じられる生活。支出をコントロールできる人になると、どんどん貯金が増えていくことが楽しくなってきます。年収と関係なく貯金を増やすのは、食費など、お金の使い方で決まります。無理なく貯金ができる節約術を身につけましょう。

目次

大阪の資産家に習って「始末」する

資産家の節約術

「始末」という言葉をご存知でしょうか。厳しい使われ方もしますが、大阪では、節約する、倹約する、といった意味で使われることが多いようです。筆者が1990年代に証券会社の営業で大阪にいた時、推定資産数十億円の資産家の奥様から教わりました。

投資のご相談に何度もご自宅に伺ううちに親しくさせていただくようになり、あるとき、冷蔵庫の中を見せていただきました。中をのぞくと、牛乳パックを使って仕切られ、しっかり整理された状態で食品が並んでいました。「こうやって始末するんよ」とお話しいただいたことを最近になって思い出しました。

億単位の資産運用をしておられ、いくらでもお金は使えそうな人ですが、いつもきちんと整理されているお宅で、冷蔵庫の中だけでなく、全体的に無駄なものがない感じでした。始末するという言葉は、整理する、片付けるといった意味でも使いますが、このお客様から、片付けることが節約と結びつくことを教えられました。

まず捨てることからはじめよう

皆さんのお宅は片付いていますか?玄関を見たらその家に貯金があるかないかが分かる。1,000軒以上のお宅に訪問し、資産運用の相談をしてきた経験から、玄関が雑然としているお宅より、整然としているお宅の方が、保有資産が大きい傾向があることに気がつきました。生活習慣は、目に見える形となり、家の中に現れています。

必要なものがないと思って買って使っていたら、しばらくして同じものが出てくる。いろいろなものが積み上がった状態になっていたりすると、何がどこにあるのか、あるのかないのか分からなくなります。一方、スッキリした状態を保っていると、これ以上ものを増やしたくなくなる効果も望めます。

まず、節約の手はじめに、身の回りにある不必要なものを整理してみましょう。価値のありそうなものについては一箇所にまとめ、できればフリマアプリなどを使って順次処分していくのはどうでしょうか。読み終わった本など、古本屋に持ち込むのも良いですが、フリマを通じて売った方が、良い値段で買い取ってもらえるチャンスがあります。

これから収入が上がり、使えるお金が増えると、どうしても余計なものを買ってしまうなど、浪費することが増える危険性があります。大阪の資産家の奥様を見習い、「スッキリした冷蔵庫」を続けていただきたいものです。本当のお金持ちは無駄なお金を使わず、その生活習慣を子孫に引継ぎ資産を守る。あなたとあなたの家族もそんな資産家になれるかもしれません。「始末」してみましょう。

【FP解説】続く!貯まる!「家計簿の項目」はこれだけでOK

どのくらいの節約生活で将来いくら貯金できるか試算する

ライフプランシミュレーションをする

ファイナンシャル・プランナー(FP)がお客様と相談する際、将来の収支と貯金の残高を想定し、シミュレーションをお客様と一緒にすることがよくあります。収入、生活費、住宅費用、社会保険料、税金、生命保険料などお客様の状況を伺い、さらに将来の子どもの教育方針、夢や希望の実現に必要なお金を見積もっていきます。このライフプランシミュレーションを通じ、今、どんな生活をしていると将来の貯金の残高はどうなるのか、見えてきます。

生活費の水準を把握することは簡単ではないのですが、将来を見通す上でとても大切です。貯金が今までできていない人の場合、大抵使いすぎですので、使わなくてもよかった支出がどれくらいあったかを、合わせて確認していきます。費目別に毎月使う金額を把握していくと、どのくらい使っていると、いつごろどれくらい貯金ができ、どの程度の節約が、将来の希望をかなえられる貯金につながるのかが見えてきます。

目標設定をしよう

節約を苦労せずに続けていくコツは、目標をしっかり持つことです。いつまでにいくらお金を貯めて、旅行したい、子どもの学校はここに行って欲しい。具体的な目標があるほど意欲的に生活費をコントロールすることに負担感がなくなります。

老後を30年と考えて、収入である年金と生活費の水準を想定すれば、その差額から、現役時代に貯めておくべき貯金の残高が試算できます。例えば2,000万円不足するのであれば、その金額は最低限ためておく金額として目標となるはずです。

現状から大きく節約しないと、目標をクリアできそうにない人も少なく無いと思います。そうは言ってもただ節約しなければと思い日々の生活が萎縮、仕事に支障が出るようであれば本末転倒です。意外と負担が少なく、できれば楽しみながら節約していく方法を探していきましょう。

家計の不安や悩みをファイナンシャルプランナーに相談しませんか?

使わなくてよいお金と使うべきお金を区別する

支出をすべて洗い出す

節約するために、面倒なようで早道なのは、家計簿をつけること。つけていく中で、「これはもったいない支出だった」と思う部分に印をしていくと「使わなくて良いお金」の洗い出しができます。パソコン、エクセルが得意な人は、エクセルで管理するのも良いでしょうし、家計簿アプリに抵抗のない方は、情報を一つに集中して管理することができます。もちろん、市販の家計簿や自作のものでも、書くことによって意識を高めることができます。家計簿アプリを使わない場合、とにかく支払う都度レシートを受け取る癖をつけて、コンビ二でお茶やコーヒーを買う場合などでも、しっかり確認できるようにしておきましょう。

1~2ヶ月実行すると、だいたいいくらくらい節約でき、毎月いくらで生活できそうか見えてきます。何も考えずに使っていると、どんどん無駄な支出が増えていますので、どうしても必要な支出だったかどうか、振り返ることにより、意外と簡単に、「使わなくてよかった支出」が分類できます。意識するだけで、不思議なほど支出が減る家計もありますので、面倒そうで、一番の近道かもしれません。

固定費を見直す

次に、固定費から削減できないか検討します。
1. 保険料
住宅ローンを組んで団体信用生命保険に加入したことで、必要な死亡保障額が減り、死亡保険を削減できる人もいます。
2. 通信料
スマホのデータ通信量、通話料を確認し、プラン変更したら利用料が安くならないか検討します。合わせて、格安SIMや、格安スマホへの変更について、メリット、デメリットを検討します。

3. 住宅ローン
住宅ローンの借り換えにメリットはあるか。一般的には、金利差0.5%以上、残債1,000万円以上、期間10年以上あれば検討してみる価値はあります。数社を比較して条件を確認することと合わせて、今借りている金融機関での条件変更の交渉も試しましょう。

4. 家賃
賃貸住宅にお住まいの場合、家賃交渉や、思い切った住み替えなども選択肢になります。 一人暮らしをしている人は、誰かと一緒に住むのはいかがでしょうか。核家族化は進み、住居も狭く無理な人も少なくないかもしれませんが、3世代一緒に住むことで、生活のコストを引き下げることができます。超節約生活術といえるかもしれません。また、プライバシー面など、デメリットを重視する方は多いと思いますが、孫が祖父母と住むさまざまなメリットにも注目してもらいたいです。

変動費を見直す

1. 食費
食費については、食品を買うスーパーなどによりかなり価格差がありますので、近隣のスーパーなどを確認しなおしておきましょう。いつの間にか意外と近くに同じ商品を安く販売しているお店がオープンしているかもしれません。必要以上に買うことがないよう工夫して、使い残しがないようにしましょう。冷蔵庫の残っている食材を見て、レシピサイトで、その食品を使ったメニューを探し、その日のメニューにしてしまうことも一法です。

2. 飲食費
外食や、会社の付き合いなどの飲食費は、見直すと意外と大きく削れる人がいます。メリハリをつけて、効果的な支出にしたい項目です。

3. タバコ代
喫煙をしている人は、止めることをお勧めします。死亡保険の保険料を比べると分かるように、タバコを吸わない人は、吸う人の何割も安い保険料で加入できます。死亡率が全く違いますし、いろんな病気になる確率も格段に下がります。タバコ代は浮かしましょう。

4. タクシー代
タクシーについつい乗ってしまう人は、電車、バスで可能な限り移動し、他に移動手段のない区間も、時間を作って健康の為にも歩きましょう。

5. 自動車
自家用車は、必要がなくなったら手放しましょう。電車、バスで十分生活できる地域であれば車はなくても生活できます。

6. リボ払い
クレジットカードのリボ払いはやめましょう。年利15%もの手数料を支払うことは、大きな無駄遣いです。過大な債務につながるリスクもあります。

7. ランチ代
お弁当や、水筒にお茶やコーヒーを職場に持っていくなど、こまめに積み重ねることも大きな節約につながります。

8. 証券会社
証券会社はネット証券を使うなど、コストの高い金融機関との取引を避けましょう。良い営業マンと出会えても、短期間で転勤してしまい、残念な担当者に代わってしまうことも少なくありません。

1ヶ月間に使ったお金を費目別に集計

その月に使った支出を、費目別にまとめ、目標に到達しているか確認しましょう。その際、Aどうしても必要な支出、B将来への投資、C使わなくてもよかったと自分で分けることをお勧めします。Aは必要不可欠な部分として確保し、さらに、B自分の将来へのキャリアアップなど、役に立つ支出を確保します。そして、C使わなくてもよい支出と感じた部分は、今後使わなくてよい部分として認識しておくとよいと思います。

月々の収支を出すといくら貯金できるのか、確認できます。その際、月々の手取り収入と、支出の合計を差引きすればよいのですが、ボーナスのある人は調整が必要になる人がいます。例えば、年単位で管理をしたほうがよい費目を、ボーナスから支出する形で管理し、スッキリ分かりやすくしておくのも一法です。



楽しく使う、クレジット・モバイル決済

クレジットカード

国の方針もあり、キャッシュレス決済に注目が集まっています。クレジットカードの利用には賛否両論ありますが、金利手数料のかからない範囲で利用するのであれば、利用賛成派です。使った時点で収支に入れ支出として認識するようにしていくことにより、使いすぎは防げ、ポイントも貯まります。

クレジットカードのポイントの貯め方にも、工夫次第で実質的な還元率が高くなる方法があります。商品券に交換できたり、マイルであったり、カード会社によりそれぞれ特典は違います。光熱費なども含めてカード払いにすることにより、確実にポイントは貯まります。注意すべき点は、ポイントを貯めるために支出を増やす行動です。たまたま貯まったポイントを効率的に利用するスタンスで必要な範囲内で使いましょう。

モバイル決済

激戦の続くモバイル決済ですが、不正利用のリスクはあるものの、利用者としては、非常に使いがいのある状況になっています。各社が次々とキャンペーンを展開しています。
キャンペーンに踊らされ、使いすぎにならないように注意しながら、必要な買い物をモバイル決済にするメリットは大きくあります。皆さんのよく使われる小売店などが、どこのスマホ決済を利用でき、どの程度のメリットがあるのかチェックして利用してみるのはいかがでしょうか。

賢く使う国の制度、公共施設

公共施設の利用

スポーツジムに毎月1万円近く払って通っている人も少なくないと思います。自治体が運営する体育館にあるジムに行ってみたことがあるでしょうか。大抵、プールも同じ建物内にあることが多いと思います。ジムやプールにそれぞれ1回200円程度で行けるところが多く、スポーツジムの費用を減らすこともできます。

本を買って、すぐにフリマで売ってしまうという方法もありますが、何といっても図書館で本を借りる、調べ物をすることは経済的です。暑い夏であれば、冷房の費用負担も軽減できます。駅の近くに共用施設を構えている自治体が増えています。打ち合わせをしたり、勉強したりできたりするスペースが無料で使えたりします。

国の制度の利用

iDeCo(個人型確定拠出年金)を利用できるか確認はしましたか?20歳から59歳までのほぼすべての人が利用できる国の年金制度です。国民年金、厚生年金に上乗せをして自分の年金を作ることができます。自分で運用するのでリスクはありますが、運用で増えても課税されず、積み立てた金額分所得控除されます。

所得控除のメリットは大きく、例えば年収500万円の独身の人が、毎月2万円、年間24万円積み立てると、その年の所得税が約2万4,000円減り、翌年の住民税が約2万4,000円減ります。合わせて4万8,000円の節税となります。この節税分をしっかり貯蓄すると、効率的に貯金が増えます。

住宅ローンの減税も見逃せません。消費税が増税される2019年10月1日から2020年12月31日までに住みはじめることを条件に、今までの10年から3年延長され、13年間にわたり大きな税額控除が用意されています。今までどおり、10年間はローン残高の1%分が最大40万円までの金額で税額控除される上に3年間のプラスアルファがあります。

社会保険制度を知って保険を見直す

健康保険制度の中には、毎月の医療費が高額になってしまっても、一定金額以上の負担をしなくて良い高額療養費制度があります。年収により上限額が変わりますが、民間の医療保険に入る前に確認しておきたい制度です。会社で入る健康保険については、傷病手当金という仕組みもあります。これは、病気等で働けなくなった際、1年6ヶ月にわたり、給料の約3分の2にあたる金額を、健康保険組合が支払ってくれる制度になります。

国民年金には、老後に受け取れる、老齢基礎年金があります。本人死亡時には、遺族基礎年金、障害を負ったときには障害基礎年金が支給される制度です。厚生年金に加入している人は、これらに上乗せされる、それぞれの厚生年金が存在します。

亡くなったときの死亡保障や、医療保険などの民間の保険商品は、これらの制度を踏まえ、きちんと必要な額を確認した上で加入しておられるでしょうか。また、死亡保障の保険料は、保険会社が保険料を決めるもととなる「標準死亡率」の改定により、2018年4月以降、多くの保険会社が保険料を引き下げています。死亡保険を見直すと、かなり節約できる人が多くいます。

細かく積み上げてかなり節約することもできます。一方、大きな見落としもあるかもしれません。住宅ローンを繰上返済すると、万が一の死亡保障が不足する人も出てきます。前半に見たライフプランシミュレーションを通じ、全体のバランスのチェック、節約術や、節税、保険の見直しに至るまで、総合的にファイナンシャルプランナーに相談してみることも検討ください。

※ 本ページに記載されている情報は2019年8月15日時点のものです

向藤原 寛(むこうふじわら ひろし)

1986年証券会社に入社。2社にて25年間にわたり主に証券営業を経験。立川FP事務所代表、株式会社住まいと保険と資産管理所属FPとして活動。資産の形成、管理、承継に強いFPとして、ライフプランを中心に有料にて相談を受ける。また、金融商品を直接取り扱うことのできるFPとして、ベストなソリューション提供を志向している。確定拠出年金相談ねっと認定FP、相続アドバイザー協議会認定会員、資産形成・承継研究会代表。

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