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生命保険とは


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生命保険は、死亡したり入院したりすることで、日々の生活や将来のライフイベントが経済的な理由で困難にならないようにするための保険です。生命保険の仕組みを正しく理解すれば、生命保険を上手に活用することができます。
掲載日:2017年06月14日

1.生命保険とは

生命保険は“相互扶助”の仕組みです。例えば万が一のときに1,000万円必要だったとしましょう。自分でその金額を準備するのは大変です。そこで1,000人が1人1万円ずつ出しあって1,000万円の基金をつくります。1万円出した人のだれかに万が一のことがあった場合はその人が1,000万円を受け取ります。これが多くの人の助けあいである相互扶助の仕組みです。生命保険は自分だけでなく、皆のために加入する意味もあるのです。

生命保険の役割は人の生死に関わる経済的なリスクをカバーすることです。一家の大黒柱が死亡した場合の遺族の生活を賄うため、入院した場合の経済的な負担を少なくするためなど、その役割は多岐に渡ります。

【図表】生命保険の役割

2.生命保険の保険料の仕組み

●大数の法則
生命保険の仕組みの基本は相互扶助ですが、どれだけの人がアクシデントにあうと予測しているのでしょうか?
サイコロを数多く振れば振るほど1の目が出る確率は6分の1に近づく、コインを数多く振れば振るほど表裏になる確率は2分の1に近づく、といった大数の法則というものがあります。つまり多く発生しているアクシデントであれば、ある程度その頻度や金額は予測できるということです。この大数の法則が、生命保険の保険料を決める仕組みの基礎になっています。

例えば先の例のように、1,000人のグループのなかで死亡した人には1,000万円支払う約束だったとします。その確率がこの先1年で1%と予測できると10人が死亡することになります。よって支払う保険金は1,000万円×10人=1億円です。グループ皆で分担すると1億円÷1,000人=10万円になります。このように大数の法則によってアクシデントの確率が予測できると保険料を計算できるのです。

●保険料を決める予定死亡率、予定利率、予定事業費率とは?
生命保険会社は支払う保険金が足りなくならないよう、どのくらいの保険料を集めればよいのかを計算して保険料を決めています。その計算に使われるのが「予定死亡率」「予定利率」「予定事業費率」の3つです。

<予定死亡率>
生命保険会社は年齢別、男女別で計算された生命表をもとに、死亡率を計算して将来の支払いのための保険料を決めます。その死亡率を「予定死亡率」といいます。高齢の人は死亡率が高いので、保険料が高くなり、たばこを吸わない人のほうが死亡率は低いので保険料が安くなるといった仕組みです。

<予定利率>
生命保険会社は契約者から預かった保険料の一部を将来の支払いのために運用します。どれくらいの利率で運用できるかを予測したものが「予定利率」で、それが保険料に反映されるため、予定利率が高くなれば保険料が安くなり、予定利率が低くなれば保険料が高くなります。予定利率は生命保険会社や保険商品によって異なっています。

<予定事業比率>
生命保険を運営するには人件費や宣伝費用、事務にかかる費用などの経費がかかります。それがどれくらいかかるかを予測して保険料に反映させます。その割合「予定事業費率」といいます。通販型の保険が安いのはこの事業比率が低いことが理由のひとつです。

生命保険の保険料は保険金や給付金の支払いのための「純保険料」と事業を運営するための「付加保険料」で構成されていて、予定死亡率と予定利率で純保険料が、予定事業費率で付加保険料が決まります。

3.生命保険の主契約と特約

生命保険は保険会社との契約です。死亡したら3,000万円支払う、そのために保険料を毎月5,000円支払うといったように万が一の場合の保障について約束を交わすことです。その契約は中心となる「主契約」とオプションとなる「特約」があります。契約をするときには何が主契約で何が特約であるのかといった見方が大切ですので覚えておきましょう。主契約を解約してしまうと特約も無くなってしまいますので、主契約と特約の保障内容のバランスを考えることは重要なことなのです。

4.生命保険の契約者と被保険者、そして受取人の関係

生命保険の契約は、保険会社と契約を取り交わす「契約者」、保険の対象になる「被保険者」、保険金や給付金の「受取人」という3者が関係します。契約者と被保険者が同じであるパターンが多いですが、この3者がだれなのかによって生命保険に関わる各種税金が異なってきますので注意が必要です。

5.これだけは知っておきたい生命保険の用語

生命保険を考える上でこれだけはちゃんと理解しておきたい用語をまとめてみました。

●お金に関する用語
【保険金(ほけんきん)】
被保険者が死亡したり、契約が満期を迎えたりした場合に受け取るお金のこと
【給付金(きゅうふきん)】
被保険者が入院したり手術したりした場合に受け取るお金のこと
【保険料(ほけんりょう)】
契約者が保障の対価として保険会社に支払うお金のこと
【満期保険金(まんきほけんきん)】
被保険者が満期まで生存していた場合に受け取るお金のこと
【解約返戻金(かいやくへんれいきん)】
解約したときに契約者に払い戻すお金のこと

●人に関する用語
【契約者(けいやくしゃ)】
生命保険の契約をする人のこと
【被保険者(ひほけんしゃ)】
保障の対象になる人のこと
【受取人(うけとりにん)】
保険金や給付金を受け取る人のこと

●期間に関する用語
【保険期間(ほけんきかん)】
契約した保障を被保険者が受けられる期間のこと
【保険料払込期間(ほけんりょうはらいこみきかん)】
契約者が保険料を支払う期間のこと。保険期間と同じとは限らない
【満期(まんき)】
契約した保険期間が終了する期日のこと

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