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医療保険だけではカバーできない?がんが気になる人の保険の選び方

医療保険には加入しているけど、がんになった場合に対応できるだろうか?医療保険とがん保険、がんになった場合を考慮すると何が違うのか?そうした疑問を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなあなたのために、医療保険とがん保険の違いや、それぞれの加入に対する考え方を解説します。そして、がんが気になるのであれば、できればがん保険に加入しておくとよいポイントを解説していきます。

目次

医療保険とがん保険の考え方

まず、医療保険とがん保険の違いを解説します。医療保険はその名のとおり、病気やけがを保障する保険です。一方、がん保険もその名のとおり、がんを保障する保険になります。医療保険の方が保障の対象が広くなり、がん保険はがんに特化した保険であるため、支払い限度日数や保障内容が全く異なります。

医療保険では、一般的に入院給付金などの支払い限度日数が120日など限定されているため、入院が長引いた場合に打ち切られる可能性があります。一方、がん保険では支払い限度日数がなく無制限で支給されるため、長期入院におけるサポートが手厚いといえます。「あと何日で打ち切られる」といった心配をする必要がないため、日々の入院費用の心配はしなくてもよいことになります。

保障内容はどうでしょうか。医療保険の場合、一般的に入院や手術を保障のメインとする保険であり、その他の保障は特約をつけることでカバーします。幅広く対応したい場合には医療保険がよいといえるでしょう。
それに対して、がん保険は入院や手術のほか、通院や診断給付金などもあり、がんへの備えが充実しています。先進医療や放射線治療といった、利用したいがんならではの治療も保障がきくため、がんに対して手厚く支援を受けたいのであれば、やはりがん保険の方が効果的といえます。なお、がん保険の場合、がんもしくはがんに起因する病気をお持ちでなければ加入できる可能性があるため、医療保険よりも加入のハードルは低いといえます。

なお、医療保険、がん保険ともに、職業によっては加入制限がありますので注意が必要です。

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がん保険だからこそカバーしたい保障内容とは

上記にもあるとおり、がん保険だからこそカバーしたい保障は、診断給付金や先進医療、抗がん剤治療、放射線治療などに対する給付金でしょう。医療保険ではそこまでカバーできないケースがあります。特に、まとまった資金を得ることができる診断給付金は、通院などでかかる費用もある程度まかなうことができるため、がん保険に加入するメリットといえます。
ほかの病気やけがにも備えたい場合には、がん保険と医療保険のどちらも加入することを検討するとよいかもしれません。その際には、がんの保障を重視するのか、がん以外も広くカバーする点を重視するのか、また入院給付金はどれぐらいにするのか、支払保険料は毎月どの程度であれば問題なさそうか、しっかり確認しておきましょう。

がんが気になる方はここに重点を置こう

「とにかく、がんになった場合が心配で仕方がない…」。そうお思いの方は、がん保険のなかでも、診断給付金による一時金の受け取りのほか、通院給付金による通院保障、抗がん剤やホルモン剤、放射線などの治療をカバーする特定治療給付金、がんで手術を受けたときに支給されるがん手術給付金、がんで入院した場合を保障するがん入院給付金がいくらもらえるのかを確認しましょう。こうした給付金は、がん治療ならではのものが多く、あってよかったと思える保険になることでしょう。
そして、最近では入院よりも通院による闘病が中心となってきていますので、通院給付金、特定治療給付金を重視して加入されるとよいかもしれません。

重点を置きたいがん保険のポイント

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伊藤 亮太

慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程修了。その後証券会社にて、営業、経営企画部門等を経て、独立系FP会社「スキラージャパン株式会社」設立。ファイナンシャル・プランナーとして、家計簿診断などのライフプランニング、資産運用、保険の見直しなどの相談を行う。執筆・講演も金融機関をはじめ多岐に渡る。 現在では、「伊藤亮太FP事務所」にて個人顧客向けの相談を、「スキラージャパン株式会社」にて法人顧客向けの相談を行っている。