自転車事故を他の保険で備えるときの注意点 | リクルートの保険比較サイト【保険チャンネル】

自転車事故を他の保険で備えるときの注意点


自転車事故を他の保険で備えるときの注意点

自転車は便利で利用しやすいからこそ、事故への備えはしっかりしておきたいもの。その確実な方法の一つは「自転車保険」ですが、「自動車保険」や「火災保険」など、一見すると自転車と関連性の無い保険に特約として付けることが出来るケースもあります。自転車保険以外にどのような方法があるか、注意することはなにか、詳しく見ていきましょう。
掲載日:2015年6月11日

「自動車保険」や「住まいの保険(火災保険)」の特約で備える

もし、自動車を所有していて任意の自動車保険に加入していたり、住まいに火災保険をかけていたりする場合は、その保険に特約をプラスすることで自転車事故に備えられるものもあります。

自転車保険を契約した後で、「自動車保険や火災保険に元々特約が付いていたことを忘れてしまっていた」「特約を付けられることに気が付かなかった」といったことに気づくケースもあります。自動車保険や火災保険に加入中であれば、自転車事故にも備えられる特約があるか調べてみましょう。

ただし、あくまでも主体が自動車や住宅であるため、もし保険を解約したり、保険会社を切り替えたりした場合は、同時に特約としてプラスした自転車の補償もなくなってしまうので注意しましょう。また、個人賠償責任の補償がついているか、補償額は十分か、示談代行が付いているかなど、補償内容についても十分に確認するようにしましょう。

TSマーク保険で備える

自転車に「TSマーク」のシールが貼られているのを目にしたことはないでしょうか。TSマークとは、自転車安全整備士による点検・整備を受けた安全な普通自転車であることを示すマークで、このシールがついている自転車には賠償責任保険と傷害保険がセットになった「TSマーク付帯保険」がついています。

このTSマークには青色と赤色の2種類があり、それぞれ補償内容が異なります。個人賠償責任は赤色の場合5000万円、青色の場合1000万円となり、自身のケガでの入院は赤色青色ともに15日以上のものが対象となります。また、「TSマーク付帯保険」は自転車に付帯していますので、自転車の所有者だけでなく、その自転車に乗車中の人が対象となります。

[図表]TSマークの種類と補償内容

TSマークは、自転車整備店(購入店舗でなくても可)に自転車を持っていき、点検・整備を受けることで貼ってもらえ、自動的に保険にも加入できます。また、補償期間は1年間なので、毎年忘れずに点検・整備を受けることで、保険を継続することも可能です。なお、点検・整備の代金は店によって違うため、念のため相場も確認しておきましょう。

自転車保険以外で備える時は補償内容に注意!

TSマーク付帯保険は、自転車の点検・整備を受けるだけで加入でき、賠償責任が最大5000万円(赤色TSマークの場合)までカバーされている大変便利な保険ですが、気をつけておきたいこともあります。

それは、補償内容が人をケガさせたりした場合の対人補償のみであり、他人のモノを壊したり傷つけたりした場合の対物補償が含まれていないことです。もし他人の自転車を壊した場合や、自動車を傷つけてしまった場合には、補償が出ないため注意が必要です。

また、対人補償に関しても、後遺障害7級までしか補償されていないことに注意が必要です。例えば、自転車と歩行者が衝突し、歩行者の片目を失明させてしまった場合は8級にあたるため、補償の対象外となってしまいます。

TSマーク保険だけでなく、自動車保険・火災保険の特約などで自転車事故に備えるときも、補償内容をよく確認し、十分な補償を受けられるかどうか検討するようにしましょう。

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